犬用防災グッズおすすめ全リスト|優先度順チェックリスト付き【保存版】

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「犬の防災グッズ、何をそろえればいいの?」と検索しては、結局何も買わずに携帯を閉じてしまう…
そんな飼い主さんは多いのではないでしょうか。
私も調べはするけど「今度でいっか」と後回しにしていました。
しかし、災害がおきてからでは欲しいものが手に入りにくかったり、全く購入することができなくなります。
この記事では、犬用防災グッズを「優先度S・A・B」の3段階に分けた全リストを、チェックリスト形式でまとめました。
全部を一度にそろえる必要はありませんので、必要と思ったものを順番に準備していきましょう。
犬用防災グッズ全リスト|優先度S・A・Bチェックリスト
犬用防災グッズは、次の3段階に分けて考えると迷いません。
優先度S:命に直結するもの。これがないと避難生活が始められません
優先度A:避難生活の質を支えるもの。犬と飼い主さんのストレスを減らします
優先度B:あると安心なもの。余裕が出てきたら追加でOK
まずは全体を一覧表でどうぞ。印刷して、そろえたものからチェックを付けていく使い方がおすすめです。
優先度S:命を守る必須アイテム(8つ)
| アイテム | ひとことメモ |
|---|---|
| 水 | 5日分が目安。人間用の軟水でOK |
| フード | 5日分が目安。環境省ガイドラインでは5日分以上の備蓄が推奨とされています |
| 常備薬 | 持病のある子は最優先。獣医師に相談を |
| 療法食 | 支援物資では手に入りにくい |
| リードと首輪の予備 | 切れた・失くしたが起きやすい |
| ペットシーツ | トイレ・防水・保温と万能 |
| 迷子対策(鑑札・迷子札・写真) | 災害時は迷子が急増。飼い主さんと一緒に写った写真も |
| ワクチン証明のコピー | 避難所やペットホテルで提示を求められることがあります |
優先度A:あると安心のアイテム(7つ)
| アイテム | ひとことメモ |
|---|---|
| キャリー・クレート | 避難所での犬の「家」になる |
| 折りたたみ食器 | 軽くてかさばらないものを |
| ウォーターバッグ | 給水所から水を運ぶのに必要 |
| ブランケット | 防寒と「安心なにおい」の両方に |
| うんち袋 | 避難所でのマナーの要 |
| タオル | 体拭き・敷物・目隠しに多用途 |
| お気に入りのおもちゃ | 犬のストレスケアに |
優先度B:余裕があれば足したいアイテム(5つ)
| アイテム | ひとことメモ |
|---|---|
| 靴下・肉球保護 | ガラス片などから足を守る |
| カラビナ | リードの固定や荷物の連結に |
| 反射材 | 夜間の避難や停電時に |
| ドライシャンプー | 水が使えない時の清潔ケア |
| 防災手帳(犬の情報メモ) | 健康情報・連絡先を1冊に |
そろえたグッズをどう持ち出すかは、犬用防災リュックの中身と詰め方を紹介した記事で詳しくまとめているので興味がある方は、ぜひ確認してみてください。
ここからは、各アイテムが「なぜ必要か」と「選び方」を優先度順に見ていきましょう。
優先度Sの犬用防災グッズ|命に直結する8アイテムの選び方
優先度Sは「これがないと犬の命と健康を守れない」レベルのアイテムです。
まだ何も準備していない飼い主さんは、この8つだけでもそろえることを目標にしてみてください。
水とフード|5日分が目安
災害時、人間用の支援物資は比較的早く届きますが、ペット用の物資は後回しになりがちだと言われています。
環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、ペットフードや水は5日分以上(できれば7日分)の備蓄が望ましいとされています。
犬も水を飲まないと、脱水症状や熱中症になるリスクがあるんだ。
水は犬用である必要はなく、人間用のペットボトルの水で大丈夫です。また、ミネラルの多い硬水は避け、軟水を選ぶのが一般的です。
1日に必要な水の量は体重によって変わるため、あくまで目安として、かかりつけの獣医師に確認しておくと安心です。
フードは「いつものフード」を多めに買って、食べた分だけ買い足す「ローリングストック」という方法が続けやすいです。
- いつものフードを1〜2袋多めに買う
- 食べた分だけ買い足す
- 常に5日分以上ある状態をキープ
おやつも少し入れておくと、避難先で犬を落ち着かせたい場面で役立ちます。
常備薬・療法食・ワクチン証明|代わりが手に入らないもの
持病のある子の常備薬と療法食は、優先度Sの中でもさらに最優先です。
避難先で同じ薬や療法食を手に入れるのは非常に難しいためです。
薬の予備って、そんなに簡単にもらえるのかな…?
薬によって違うから、かかりつけの先生に「災害に備えたい」と相談してみてね!
あわせて証明書類のコピーも用意しましょう。
- 狂犬病予防注射済票のコピー
- 混合ワクチン証明書のコピー
※原本ではなくコピーでOK。避難所や一時預かり先で提示を求められることがあります。
災害時に一番困るのは、その子専用の食事が手に入らないことです。
日頃から健康サポートを意識したフードにしておくのも、備えのひとつです。
選択肢のひとつとして、臨床獣医師と開発された「和漢みらいのドッグフード」を紹介します。
リード予備・ペットシーツ・迷子対策|「もしも」の穴をふさぐ
リードと首輪の予備は見落としがちですが、災害時は「劣化していて切れた」「避難の混乱で失くした」が起きやすいアイテムです。
普段使いより頑丈さを重視して、1セット防災用に確保しておきましょう。
ペットシーツって、トイレ用に何枚かあればいいんだよね?
それだけじゃないんだ!防水シート・保温材・汚れ物の処理と、何役もこなす万能選手だよ。
多めに備えて損はないよ〜
そして迷子対策です。
災害時はパニックで脱走してしまう犬が多いと言われています。
- 鑑札・迷子札を首輪に付ける
- 「犬だけの写真」を印刷しておく
- 「飼い主さんと一緒に写った写真」を印刷しておく
- マイクロチップの登録情報(住所・電話番号)を最新にする
うち、マイクロチップの住所が前の家のままだった…。この機会に直しておくよ
優先度Aの犬用防災グッズ|避難生活の質を支える7アイテム
優先度Aは、避難生活が数日続いた時に「あってよかった」と実感するアイテムです。
犬の心と体の負担を減らし、周りの避難者への配慮にもつながります。
キャリー・クレート|避難所での犬の「家」になる
多くの避難所では、ペットはケージやクレートの中で過ごすルールになっていると言われています(受け入れ体制は自治体によって異なります)。
つまりクレートは単なる移動手段ではなく、避難生活での犬の「家」そのものです。
え、避難所ではずっとクレートの中で過ごすの…?
だから普段から「クレート=安心できる場所」にしておくのが大事なんだ!
環境省のガイドラインでも、ペットと一緒に避難する「同行避難」が基本の考え方とされています。
しかし、避難所の中で一緒に過ごせるかどうかは自治体や避難所ごとに違うため、お住まいの自治体のルールを事前に確認しておくと安心です。
- 犬が中で方向転換できるサイズ
- 持ち運びやすいこと(サイズとのバランスで)
- 折りたたみタイプなら普段は収納できる
※普段からクレートに慣らしておくことは、[留守番中に地震が起きた時の備えを解説した記事]でも触れているとおり、飼い主さんが不在の時の安全対策にもなります。
折りたたみ食器・ウォーターバッグ|食事と給水を支える
食器は普段のものを持ち出してもよいのですが、陶器は重くて割れやすいのが難点です。
シリコン製の折りたたみ食器なら軽くて割れないよ!
カラビナ付きはリュックの外側に付けられて、かさばらないんだ〜
ウォーターバッグは、断水時に給水車や給水所から水を運ぶための入れ物です。
ペットボトルの備蓄が尽きた後は、この「水を運ぶ手段」が生命線になります。
折りたためるタイプなら場所を取りません。人間用と兼用できるので、家族の防災用品としても一石二鳥です。
水を備蓄していても、運ぶ入れ物がないと詰むのか…。盲点だったな。
ブランケット・うんち袋・タオル・おもちゃ|体と心のケア
いつものにおいがするブランケットがあると、知らない場所でも安心して眠れるんだ〜
ブランケットは防寒だけでなく、「いつものにおい」で犬を落ち着かせる効果が期待できると言われています。
新品ではなく、普段使っているものを1枚防災用に回すのがおすすめです。
- ブランケット:普段使っているものを1枚
- タオル2〜3枚:体拭き・敷物・クレートの目隠しに多用途
- うんち袋(防臭タイプ):避難所マナーの要。多めに
- おもちゃ:静かに噛めるタイプを(音の出るものは避難所では使いにくい)
※お気に入りのおもちゃは、環境が激変した犬のストレスケアに役立ちます。
優先度B|あると安心な5アイテムはサクッと確認
優先度Bは「なくても命には関わらないけれど、あると避難の安全性と快適さが上がる」アイテムです。簡潔にいきます。
- 靴下・肉球保護:地震後の道路はガラス片やがれきだらけ。足元の低い小型犬は特にケガをしやすいので、嫌がらないか事前に試しておきましょう
- カラビナ:避難所でリードを固定したり、リュックに食器を付けたり。数個あると何かと便利です
- 反射材:停電した夜の避難で、犬の存在を周囲に知らせます。首輪やリードに付けるタイプが手軽です
- ドライシャンプー:断水が続くと犬も汚れやにおいがたまります。水のいらないシャンプーで清潔をキープ
- 防災手帳:犬の年齢・病歴・かかりつけ動物病院・避難先の連絡先などを1冊にまとめたメモ。市販品でなくても小さなノートで十分です
ここまでそろえると、けっこうお金がかかりそうだな…。
実はカラビナや反射材は、100円ショップでそろうんだよ!
節約しながら備えたい飼い主さんのために、[100均でそろえられる犬の防災グッズまとめ]を書く予定です。
飼い主(人間)の備えを忘れずに
ここまで犬のグッズの話をしてきましたが、最後にひとつ大事なことを。飼い主さんが無事でなければ、犬を守ることはできません。
しまった…、ノアのグッズは完璧なのに、自分たちの防災セットが何もない。
ボクを守れるのは、無事な飼い主さんだけだよ。一緒に備えてね!
犬のグッズを完璧にそろえても、飼い主さん自身の水や食料、モバイルバッテリーがなければ、避難生活はすぐに行き詰まってしまいます。
犬の備えと人間の備えは、必ずセットで考えましょう。
人間用の防災セットを一からそろえるのが大変な場合は、市販の防災セットを土台にする方法もあります。
わが家ではあかまる防災44点セットを犬の飼い主目線で調査した記事にまとめたので、人間側の備えがまだの飼い主さんは参考にしてみてください。
わが家の場合|ビビリなノアと少しずつそろえています
わが家のノア(ミニチュアダックスの男の子)は、とてもビビリなのにとてもヤンチャで、インターホンの音だけで吠えまくるタイプです。
だって、インターホンは敵だもん!
地震の揺れでパニックにならないか、正直いつも心配しています。しかも食いしん坊なので、フードの備蓄は「多めに」を心がけています。

わが家が最初にそろえたのは、水といつものフードの買い置きでした。それでも正直、5日分にはまだ届いていません。
一番苦労したのは商品選びと収納場所です。種類が多すぎて比較だけで何日もかかり、置き場所は今も試行錯誤中です。
それでも防災リュックを床に置くと、ノアは匂いをかぎまくって興味津々。備蓄フードの袋を開けた時だけは、真っ先に飛んできました。
おやつの袋の音だけは、ぜったい聞き逃さないよ!
ノアはほぼ毎日留守番をしているので、わが家は「飼い主が家にいない時に災害が起きたら」も含めて備えを考えるようになりました。
完璧じゃなくても、先週より一歩進んでいればOK。そう思って少しずつ続けています。
よくある質問|犬の防災グッズリストの細かい疑問
Q. 多頭飼いの場合、防災グッズはどうそろえればいいですか?
A. 消耗品は頭数分、共用できるものは1つが目安です。
水・フード・ペットシーツなどの消耗品は、基本的に頭数分の備えが目安と言われています。
一方、ウォーターバッグやカラビナなどは共用できるものもあるので、リストを「頭数分必要なもの」と「1つでよいもの」に分けて考えると無駄がありません。
クレートは避難所で1頭ずつ入れるケースも想定して、できれば頭数分あると安心です。
Q. そろえた防災グッズはどこに保管すればいいですか?
A. 玄関や寝室など「避難の動線上」が基本です。
持ち出し用のグッズは、玄関や寝室など「避難の動線上」に置くのが一般的です。
奥にしまい込むと、いざという時に取り出せないことがあります。水やフードなどかさばる備蓄は、日常のストック置き場と兼ねてキッチン周りに分けて置く方法もあります。
家族全員が置き場所を知っていることも大切です。
Q. 子犬やシニア犬の場合、リストに追加するものはありますか?
A. 子犬は防寒具、シニア犬は介護用品など「その子仕様」の追加が必要です。
子犬は体温調節が苦手なので防寒具を厚めに、シニア犬は介護用シートや食べやすいウェットフードなど、その子の状態に合わせた追加が必要になることがあります。
年齢や持病によって備えるものは変わるため、健診のついでに、かかりつけの獣医師に「災害時に必要なもの」を相談しておくと安心です。
まとめ|チェックリストは印刷して「見える場所」に
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 犬用防災グッズは優先度S(命)→A(生活の質)→B(安心)の順にそろえる
- 優先度Sの水・フードは5日分が目安(環境省ガイドラインでは5日分以上が推奨とされています)
- 常備薬・療法食・迷子対策は「代わりが手に入らないもの」なので最優先
- クレートは普段から慣らしておくことが避難所生活のカギ
- 犬の備えと飼い主さん自身の備えは必ずセットで
この記事のチェックリストは、ぜひ印刷して冷蔵庫や玄関など毎日目に入る場所に貼ってください。
「買ったらチェックを付ける」を繰り返すだけで、1〜2か月後には備えが形になっているはずです。
家族がいる方は、どこに何をしまったかもリストに書き込んで共有しておくと、いざという時に誰でも持ち出せます。
一度に全部そろえなくて大丈夫!今日は表を印刷するだけでも、立派な一歩だよ
リストのチェックが増えていくたびに、「いざという時もうちの子を守れる」という安心感が少しずつ育っていきます。
そして繰り返しになりますが、犬を守れるのは無事な飼い主さんだけ。
人間側の備えがまだの方は、あかまる防災44点セットの中身を飼い主目線で調べた調査記事から始めてみてください。
参考文献
この記事は、以下の公的資料を参考に作成しました。






