ペット用防災セットはいらない?自作で十分な人・セットが向く人の分かれ目

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「ペット用の防災セットって、正直いらなくない?」
そう感じて検索したのに、売り込みばかりの記事にうんざりしていませんか。
ビビリで食いしん坊なノアと暮らすわが家も、同じ疑問にぶつかったんだよね…。
この記事では「いらない派」の意見に正面から向き合い、自作で十分な人とセットが向く人の分かれ目を、忖度なしで整理します。
ペットの防災セットは、犬なら「自作で十分」なケースが多い
先に結論からお伝えします。犬用の市販防災セットは、自作で代替しやすいです。
『いらないのでは?』という直感は、半分正解なんだ!
理由はシンプルで、犬用セットの中身はフード・水・ペットシーツ・ウンチ袋といった消耗品が大半だからです。しかも犬にとっては「いつも使っている物」の方が確実に合います。
防災のためだけに新しい銘柄を用意するより、普段の物を少し多めに持つ方が理にかなっている場面が多いのです。
たしかに、言われてみればうちにある物ばっかりだな。
ただし、これで話が終わりではありません。「ゼロから何を揃えるか考える時間がない人」にとっては、セットの『考えなくていい』という価値が本物です。
また、人間用の防災セットは犬用とは事情がまったく違います。この2点も含めて、順番に見ていきましょう。
犬用の防災セットが「いらない(自作で十分)」と言える3つの理由
理由1:フードは結局「いつもの銘柄」が一番
犬は急にフードが変わると、食べなかったりお腹を壊したりすることがあると言われています。災害時のストレスがかかった状態ならなおさらです。
つまり、防災用に用意すべきフードは「セットに入っている非常食」ではなく「いつもの銘柄の予備」。これは市販セットでは用意できない、飼い主さんにしか揃えられない物です。
知らないごはんより、いつものごはんがいちばん安心だよ〜!
理由2:シーツや袋は、すでに家にある
犬用セットの中身を並べてみると、犬と暮らしている家ならほとんど揃っている物ばかりです。
- ペットシーツ
- ウンチ袋
- タオル
- 予備のリード
すでに家にある物をわざわざセットで買い直すのは、正直もったいない。足りない物だけ買い足す方が、お金の使い方として自然です。
理由3:セットのフードやおやつを食べない子もいる
セットに入っている初めてのフードやおやつを、その子が食べてくれるとは限りません。
食いしん坊な子なら何でも食べるかもしれませんが、警戒心の強い子は初めての物を口にしないことも。
買ったのに使えない、が一番悲しいパターンだな…。
犬用は、その子に合わせて選べる自作の方が失敗が少ないと言えます。
ペット防災セットの自作は「いつもの物+リュック」でOK
自作といっても、特別な物を買い集める必要はありません。要点は次の3ステップです。
- いつものフードと水を5日分程度用意する(環境省のガイドラインでは5日分以上が目安とされています)
- 家にあるシーツ・袋・タオル・予備リードをひとまとめにする
- リュックに詰めて玄関近くに置く——これで完成
実際にわが家がどんなリュックに何を詰めたかは、わが家の犬用防災リュックの中身を全部公開した記事で写真つきで紹介しています。
まずはマネするだけでも形になりますよ。
自作のコツをひとつだけ挙げるなら、「ローリングストック」という考え方です。
予備のフードを備蓄用に眠らせるのではなく、普段の生活で古い方から使い、使ったら買い足す。

これなら賞味期限切れの心配がほとんどなく、常に食べ慣れた物が家にある状態を保てます。
フードと水を「何日分・どれくらい」用意するかの目安は、犬のフードと水の備蓄量をまとめた記事で表つきで紹介しています。
難しい管理は一切いらないんだよ〜!
「そもそも何が必要なのか全体像を知りたい」という飼い主さんは、犬の防災グッズを優先度順にまとめた全リストからチェックすると、買い足すべき物だけが見えてきます。
それでも「ペット防災セットが向く人」もいる
ここまで自作をすすめてきましたが、セットを否定したいわけではありません。次のような飼い主さんには、セットの価値がちゃんとあります。
- 考える時間がとにかくない人:仕事や育児で手一杯なら、「届いたら終わり」は立派な時短
- 抜け漏れが怖い人:自作は「何かひとつ忘れているかも」という不安が残りがち。プロが選んだリストの安心感は大きい
- 家族の分もまとめて備えたい人:人数分×品目数を自分で計算して買うのは、想像以上に大変です
『自作しよう』と思ったまま、何カ月も手つかずになっちゃいそうだよね…?
そんな人は要注意です。防災でいちばん避けたいのは「迷ったまま何もない状態」が続くこと。
自作の手間で足が止まるくらいなら、セットで一気に済ませる方が結果的に正解、ということもあります。
「自作か、セットか」は優劣ではなく、時間と安心をお金で買うかどうかの違いです。どちらを選んでも、「迷ったまま」より一歩前進。
人間用の防災セットは事情が違う
ここが今日一番お伝えしたいポイントです。犬用は自作しやすいけれど、人間用は話が別だと、調べてみて実感しました。
人間用のセットには、携帯浄水器・7年保存水・アルファ米・救急セット(15品前後)・簡易トイレなど、普段の生活では家にない物が多く含まれます。
これを単品で揃えようとすると、商品比較だけで何時間もかかりますし、1点ずつ買うと送料や割高感でお金もかさみがちです。
人間には『食べ慣れた物じゃないと食べない』っていう、ぼくたち犬みたいな事情がないんだ。保存食も浄水器も、専門メーカーの物をそのまま使えるんだよ〜
つまり犬用でセットを避ける理由が、人間用にはそのまま当てはまらないのです。
整理すると、こうなります。
| 種類 | 中身の特徴と向き |
| 犬用 | 中身は消耗品中心。いつもの物が最適 → 自作向き |
| 人間用 | 家にない専門品が中心。単品買いは手間もお金もかかる → セット向き |
わが家も人間用については「自作は大変そうだ」と感じ、有名なあかまる防災の44点セットを公式情報と口コミからじっくり調べました。
その結果はあかまる防災44点セットを犬の飼い主目線で調査した記事にまとめています。人間用の備えを時短で済ませたい飼い主さんは、比べる材料にしてみてください。
わが家の場合:ノアの分は自作、人間の分は調べてから
わが家のノアはとてもビビリなくせに食いしん坊で、いつものフードには一直線。だからこそ「非常時こそ、いつもの物」と決めて、ノアの分は自作派です。
知らないフードが入ったセットを買うより、いつもの銘柄をひと袋多くストックする方が、ノアには確実だと考えました。
実際に自作してみて意外だったのは、買い足した物より「家にあった物」の方が多かったことです。
シーツもタオルも予備のリードも、探してみたらぜんぶ家にありました。
新しく買った物、ほとんどなかったもんな。
逆に迷ったのは、水とフードの量です。
「5日分って、何リットルで何袋?」と、計算のところで手が止まりました。
フードは、古い方から使うようにしています。
ただ、かさばるストックの置き場所には苦労していて、キッチンとリビングに分けてなんとか収めている状態です。
ぼくの5日分、けっこうかさばるんだよ〜。
人間用は、この記事でも触れたあかまる防災のセットを買う方向で考えているところです。
ノアの分を自作したからこそ、「人の分をゼロから揃えるのは大変そうだ」と実感しています。
よくある質問|ペットの防災セットは本当にいらない?
Q. 猫の場合も、防災セットはいらない(自作で十分)と考えていいですか?
A. 基本の考え方は猫にも共通しますが、優先すべき備えが犬と少し違います。
「普段使っている物が一番」という基本の考え方は、猫にも共通するようです。
ただし猫はキャリーやトイレ環境の変化に敏感な傾向があるとされ、優先したい備えが犬とは少し別。猫と暮らしている方は、猫向けの情報もあわせて確認するのがおすすめです。
Q. 多頭飼いの場合、備える量はどう考えればいいですか?
A. 基本は「1頭分×頭数」。フードや水は5日分以上×頭数で計算します。
基本は「1頭分×頭数」です。環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」ではフードや水は5日分以上が目安とされているので、これを頭数分で計算します。
荷物が増えるぶん、1つのリュックにまとめず「持ち出す物」と「家に置いておく物」に分けると現実的です。
Q. 自作した中身は、どのくらいの頻度で見直せばいいですか?
A. フードや水以外は、半年に1回程度の見直しが目安です。
フードや水はローリングストックにすれば期限切れの心配はほぼありませんが、それ以外の物は半年に1回程度の見直しが目安と言われています。
特に成長や加齢でサイズが変わるハーネス・服、内容が変わりやすい薬や療法食は、見直しのたびにチェックしておくと安心です。
まとめ:犬用は自作でOK。人間用はセットも選択肢
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 犬用の市販防災セットは、自作で十分なケースが多い(中身は消耗品中心・いつもの物が犬に合う)
- 自作は「いつものフード5日分+家にある物+リュック」の3ステップでOK
- 考える時間がない・抜け漏れが怖い人には、セットの価値もちゃんとある
- 人間用は事情が別。浄水器や保存水など単品買いが大変な物が多く、セットの方がラクでお得な場面も
犬の分は今日、いつものフードをひと袋多く買うところから始められます。
「うちはこの形で備えている」と言えるものが1つできるだけで、いざという時にうちの子を守れるという自信につながりますよ。
人間の分をどうするか迷ったら、わが家があかまる防災44点セットの中身と口コミを徹底調査した記事を先に読んでおくと、比較の手間がぐっと減りますよ。
参考文献
この記事は、以下の公的資料を参考に作成しました。








