ペット同伴避難所の調べ方|「うちの市はどこ?」を10分で確認する手順

【PR】本記事にはプロモーションが含まれています。
「『ペット同伴避難所』で検索しても、出てくるのは他の市の情報とよく分からないPDFばかり…どうしてかな?」
そんな経験はありませんか?
わが家もノアを迎えてから、同じ壁にぶつかったんだよね…。
実は、多くの自治体には「ペット同伴避難所」という名前のページ自体が存在しないため、調べ方にちょっとしたコツが必要なんです。
この記事では、自分の市のペットの避難先を10分で確認する手順を5ステップで紹介します。今日この記事を読みながら、そのまま調べ終えられる構成にしました。
ペット同伴避難所の調べ方は、この5ステップです
先に手順をすべてお見せします。①②④⑤はスマホだけで約10分、③の電話は必要な場合だけで大丈夫です。
- 「自治体名 ペット 避難所」または「自治体名 同行避難」で検索する(約3分)
- 検索結果から、自治体の「地域防災計画」や「ペット防災パンフレット」を探す(約3分)
- 見つからなければ、防災担当課か動物愛護担当課に電話で確認する(後日でOK)
- ハザードマップで、自宅から最寄りの避難所を確認する(約3分)
- 分かった結果を防災手帳にメモする(約1分)
大前提として、ペットの避難ルールは自治体によって大きく異なります。
環境省の「人とペットの災害対策ガイドライン」では、ペットと一緒に避難する「同行避難」が原則とされています。
一方で、避難所でペットをどう受け入れるかは、各自治体・各避難所の判断に任されているためです。
だから「隣の市はこうだった」は当てにならないんだ!
自分の市を自分で調べることが、飼い主さんにできるいちばん確実な備えです。
ステップ①②:検索のコツは「同伴」にこだわらないこと
検索ワードは「自治体名 ペット 避難所」から
まず「○○市 ペット 避難所」で検索してみてください。出てこなければ「○○市 同行避難」「○○市 ペット 防災」と言い換えます。
「同伴避難所」って言葉でずっと探してたけど、全然ヒットしないんだよな…。
自治体の資料では「同行避難」という言葉が使われていることが多く、「同伴」で検索するとヒットしないケースがあるんです。
同行避難と同伴避難の違いを整理した記事でも詳しく書きましたが、「同行=一緒に避難所まで行くこと」「同伴=避難所の中で一緒に過ごすこと」で、意味がまったく違います。

検索結果はPDFが多い。「地域防災計画」を恐れない
自治体のペット防災情報は、きれいなWebページではなくPDF資料に載っていることが多いです。代表的なのは次の2つです。
- ペット防災パンフレット・リーフレット:飼い主向けに作られた数ページの資料。まずはこちらを探す
- 地域防災計画:自治体の防災方針をまとめた分厚い資料。「ペット」「動物」でページ内検索する
地域防災計画は数百ページあることも珍しくありませんが、全部読む必要はありません。
PDFを開いて「ペット」でページ内検索すれば、該当箇所だけ読めば十分です。
「ページ内検索」のやり方は機種ごとにまとめました。お使いの機種のところをタップすると開きます。
すでに知っている方は、ここは飛ばしてくださいね。
📱 iPhone Safariで開いた場合
- 調べたいPDFを開いたまま、画面下の「共有ボタン」(四角から上に矢印が出ているマーク)をタップします。
- 出てきたメニューを下にたどって、「ページを検索」をタップします。
- 「ペット」と入力すると、その言葉が書かれた場所に移動できます。
📱 Android Chromeで開いた場合
- 調べたいPDFを開いたまま、画面右上の「点が縦に3つ並んだボタン」をタップします。
- 出てきたメニューから「ページ内検索」をタップします。
- 「ペット」と入力すると、その言葉が書かれた場所に移動できます。
💻 パソコン Windows・Mac共通
- 調べたいPDFを開いたまま、キーボードの「Ctrl」を押しながら「F」を押します(Macの場合は「⌘」+「F」)。
- 画面に出てきた検索窓に「ペット」と入力します。
機種によってボタンの名前は少し違いますが、「検索」や「ページ内検索」という言葉を探せば見つかります。
もう1つ大事なポイントがあります。「同伴」という言葉がどこにも書かれていなくても、「避難所でのペットの受け入れルール」自体は決まっている場合があります。
「ペットは屋外の指定スペースでケージ飼育」のような運用ルールが、パンフレットの隅に書かれていることも多いので、見出しだけで判断せず本文まで目を通してみてください。
ステップ③:見つからなければ電話。聞くことはこの4つだけ
検索で分からなければ、電話で聞くのがいちばん早くて確実です。
窓口は市区町村の防災担当課(危機管理課・防災安全課など名前は自治体によって異なります)か、動物愛護担当課(環境課・保健所など)。
どちらか分からなければ代表番号にかけて「ペットの避難について聞きたい」と伝えれば取り次いでもらえます。
最初のひと言はこれで大丈夫です。
犬を飼っているのですが、災害のとき避難所にペットを連れて行けるのか知りたくてお電話しました。いくつか教えていただけますか?
そのうえで、次の4つを聞けばポイントを押さえられます。
- 受け入れの有無:「避難所でペットの受け入れはありますか?」
- 場所:「受け入れがある場合、人と同じ空間ですか?それとも屋外や別室ですか?」
- 条件:「ケージ持参やワクチン接種など、条件はありますか?」
- 頭数:「1世帯あたりの頭数制限はありますか?」
そんなことで電話していいのかな…?ちょっと気が引けるかも…
防災の問い合わせは窓口の本来の仕事なんだ!5分で終わるし、平時の今なら丁寧に答えてもらえるよ〜
ステップ④⑤:最寄り避難所の確認と、調べた結果のメモ
ペットのルールが分かったら、次は「わが家はどこに避難するのか」です。「○○市 ハザードマップ」で検索すると、自宅周辺の危険度と指定避難所の場所が確認できます。
紙のハザードマップが自宅に届いている場合は、そちらでもOKです。
ここで注意したいのが、最寄りの避難所とペットを受け入れる避難所が同じとは限らないこと。
いちばん近い避難所に行けばいい、ってわけじゃないんだね…!
自治体によっては「ペットの受け入れは一部の避難所のみ」という運用の場合もあるので、ステップ①〜③で分かったルールと照らし合わせてみてください。
最後に、調べた結果を1か所にメモして完了です。メモするのは次の3点。
- 避難所の名前(ペット受け入れがある避難所)
- ペットの受け入れルール(屋外・ケージなどの条件)
- 問い合わせた課の電話番号
わが家はこの3点をペット防災手帳にまとめています。
災害時はスマホの充電も電波も当てにできないので、紙に残しておくのがおすすめです。
「まだ決まっていない」と言われたら?実は珍しくありません
電話で聞いても「避難所ごとの運営判断になります」「詳細は決まっていません」と言われることがあります。がっかりしますよね。
でもこれ、決して珍しい回答ではないと言われています。避難所の運営は災害時に地域住民が担うことも多く、ペットの扱いを事前に細かく決めていない自治体もあるためです。
この場合は「避難所に入れないかもしれない前提」で、避難先の選択肢を複数持っておくのが現実的です。
- 在宅避難:自宅が安全なら、住み慣れた家で過ごすのが犬のストレスも少ない
- 車中泊避難:車がある家庭の有力な選択肢。ただし夏場の熱中症対策は必須
- 預け先の確保:親戚・友人・ペットホテルなど、離れた地域の預け先を平時にリストアップ
選択肢の広げ方は犬が避難所に入れないときの選択肢をまとめた記事で詳しく紹介しています。「決まっていない=打つ手なし」ではないので、安心してください。
わが家の場合:ノアの避難先を実際に調べてみました
この手順は、わが家がノアの避難先を調べたときの流れをそのまま5ステップにしたものです。実際にやってみた結果はこうでした。
わが家の自治体には、「ペット同伴避難所」という専用ページはありませんでした。
検索で見つかったのは、避難所運営マニュアルのPDF資料集。
「ペット」でページ内検索すると、受け入れルールがきちんと書かれていました。
内容は「人の生活場所とは別」「敷地内の屋根のある場所(テント可)」「種類ごとにケージで区分」というもの。
つまり、連れて行くことはできても、室内でずっと一緒に過ごせる形ではありませんでした。
ぼく、みんなと離れて外のスペースで過ごすことになるんだ…。
正直、避難所でも同じ部屋で一緒に過ごせるものだと思い込んでいたので、ショックでした。
同時に「家が安全なら、在宅避難を第一候補にしよう」と、わが家の方針が固まった瞬間でもありました。
インターホンに吠えまくるビビリのノアが、知らない人だらけの避難所で過ごせるのか…正直不安は残ります。
だからこそ「どこに行けるか」を先に知っておくだけで、気持ちがずいぶん軽くなりました。
第一候補にした在宅避難については、犬との在宅避難を成立させる条件と備え方の記事にまとめています。
よくある質問|ペット同伴避難所の調べ方
Q. 一度調べたら終わりでいいですか?見直しの頻度は?
A. 年1回の見直しと、引っ越し後の調べ直しが目安です。
避難所の指定やペットの受け入れルールは、自治体の計画見直しで変わることがあります。
年に1回、たとえば防災の日(9月1日)などのタイミングで確認し直すのが目安と言われています。
引っ越したときは、必ず新しい自治体で調べ直してください。
Q. 猫や小動物の場合も調べ方は同じですか?
A. 手順は同じですが、受け入れ対象になる動物は自治体ごとに違います。
調べ方の手順自体は犬と同じで大丈夫です。
ただし、受け入れの対象になる動物の種類は自治体や避難所によって異なります。
環境省のガイドラインでは、犬猫を中心に同行避難の考え方が示されています。
ただ、実際の運用は各自治体の判断です。電話で聞く際に「猫も同じ扱いですか?」と一言添えると安心です。
Q. 旅行先や帰省先の避難所も調べておくべきですか?
A. 犬連れで長く滞在する場所は同じ手順で、まずは自宅の市を優先して調べましょう。
長期の帰省など、犬連れで滞在する期間が長い場所については、同じ手順でざっと調べておくと安心材料になります。
ペットの避難ルールは自治体によって異なるため、自宅の市のルールがそのまま通用するとは限りません。
短時間の外出先まで網羅する必要はなく、まずは自宅の市を最優先で調べれば十分です。
まとめ:「うちの市はどう?」を今日確認しておきましょう
最後に、この記事のポイントを整理します。
- 「ペット同伴避難所」という名前のページはない自治体が多い。「ペット 避難所」「同行避難」で検索する
- 情報はPDF(ペット防災パンフ・地域防災計画)にあることが多い。「ペット」でページ内検索を
- 見つからなければ防災担当課か動物愛護担当課へ電話。聞くのは受け入れ有無・場所・条件・頭数の4つ
- 「決まっていない」も珍しくない。在宅避難・車中泊・預け先の複線化で備える
- 調べた結果は紙にメモしてこそ、災害時に役立つ
全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。今日は①の検索3分だけでも、避難先探しは一歩前に進みます。
「いざという時どこへ行くか」が分かっているだけで、災害のニュースを見たときの不安はずいぶん小さくなるんだよ〜
避難先が分かったら、次は「連れて行く中身」の番です。わが家が持ち出し用の防災セットを選ぶためにあかまる防災44点セットを犬の飼い主目線で調査した記事もあわせてどうぞ。
避難所生活で必要になる人間側の備えを一気に確認できます。
参考文献
この記事は、以下の公的資料を参考に作成しました。










